「異常な暑さなのに出社はおかしい」6割超「夏のテレワーク」希望 理由は「外が暑いから」が最多

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
画像はイメージです(polkadot/stock.adobe.com)
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 うだるような暑さが続く今夏。その一方、働き方はコロナの5類移行によって、テレワークから出社回帰が予想される。キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営するライボ社の調査機関「Job総研」はこのほど、20~50代の社会人男女743人に対して「2023年 夏の働き方実態調査」を実施し、その結果を公表した(調査期間:7月26~31日)。

 まず、回答者全体に「夏の暑さが仕事のやる気減少に影響するか」を聞くと、「とても影響する」が37.4%、「影響する」が30.3%、「どちらかといえば影響する」が21.1%で、合わせた88.8%が“影響する派”という結果に。また、夏バテを起こして仕事に影響した経験を聞くと、「ある」が51.8%で過半数を占めた。

 続いて、夏の働き方の理想と現実を調査。理想の働き方を聞くと“テレワーク派”が66.3%となった。内訳は「必ずテレワークで働きたい」が14.9%、「テレワークで働きたい」が19.2%、「どちらかといえばテレワークで働きたい」が32.2%だった。残る33.7%は“出社派”で、内訳は「必ず出社して働きたい」が7.0%、「出社して働きたい」が10.1%、「どちらかといえば出社して働きたい」が16.6%だった。

 ところが、実際の働き方を聞くと、出社型が68.6%(出社のみ:39.4%、出社多め:14.3%、どちらかといえば出社多め:14.9%)となり、テレワーク型は約3割(31.4%)にとどまった。

 夏の働き方で「出社が理想」と回答した250人に理由を聞くと、「一緒に仕事をする人が出社するから」が40.8%で最多。次いで「気分転換をしたいから」(30.4%)、「テレワークだと家の冷房費がかかるから」(26.0%)と続いた。一方、「テレワークが理想」と回答した493人に理由を聞くと、「外が暑いから」が76.1%で最多。「移動による汗対策が面倒だから」と「テレワークの方が快適だから」が同率で57.8%となった。

 回答者からは「特に今年の夏は異常な暑さなのに出社しか選べないのはおかしい」、「女性は特にメークや汗対策が男性よりも大変だし、準備も面倒」、「職業柄仕方ないが、猛暑なのにスーツでの勤務はつらい」、「オフィスは冷房で寒く、気温差で風邪をひきそう」など猛暑を懸念するコメントが数多く寄せられた。

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