尾崎魔弓、ジャガー横田がギネス記録認定 計116歳の最年長女性タッグ王者「プロレスが大好きな結果」

山本 鋼平 山本 鋼平
ギネス記録認定証を手にする尾崎魔弓(右)とジャガー横田=後楽園ホール
ギネス記録認定証を手にする尾崎魔弓(右)とジャガー横田=後楽園ホール

 女子プロレスラーの尾崎魔弓(54)、ジャガー横田(62)が20日、ギネス世界記録に認定された。記録名は「Oldest pair to win a professional tag team wrestling championship (female)」(日本名は「タッグチームプロレスリングチャンピオンシップを優勝した最高齢ペア(女性)」)。OZアカデミーの4・23後楽園ホール大会で、OZアカデミー認定タッグ王座を奪取していた。ギネスワールドレコーズに申請し、この日の同後楽園大会オープニングで計116歳80日の記録として認定された。

 ジャスティン・パターソン認定員からリング上で認定された二人は、乙女のように抱き合い跳び上がって喜んだ。ジャガーは「つくづく長くやってて良かった。プロレスが大好きな結果ですが、尾崎がチャンスをくれたおかげ。夢心地です。プロレスではあまり一喜一憂しないけれど、今日はやってきて良かったと思った。ありがとうございました」と喜んだ。

 尾崎は「ヤッター‼」と拳を突き上げて歓喜。「長い間続けてきて良かった。パートナーのジャガーさんのおかげです。これからも世界最年長タッグを応援してください」と感謝した。この日のセミファイナルで初防衛戦が組まれており「今日負けたカッコ悪すぎる。防衛します」と誓うと、ジャガーからは「こんなの日に組まないでよ」とツッコまれていた。

 年齢を強さに変えて、レジェンドは進化し続ける。

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