ダメ元の頼み事を断れた後、話題を変えようとしたら、悪気はないのに恐ろしい流れに。山田まる(@maru_yamada)さんが自身のX(旧Twitter)に投稿した、同僚との会話での失敗談が話題を呼んでいる。
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まる「ダメ元で聞いてみるんですけど、これできますか?」
同僚「難しいですね」
まる「そっかあ」
まる「(そういえばこの方、最近猫飼い始めたって言ってたな、席まできたし、写真見せてもらえないかな)」
まる「そういえば猫ちゃん元気ですか?」
同僚「流れが脅迫ですけど、それ大丈夫ですか?」
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ドラマや映画でよく見る脅迫シーン。「田舎のお母さんは元気?」「娘さん、この春から小学生だそうで」などと唐突に家族や最愛の存在の話題を持ち出し、暗に要求通りにしなければどうなるか…と人質に取るという悪役の常とう手段。まるさんが投稿した体験談は、それとはかけ離れた日常のワンシーンのはずだが、何故か流れが酷似している。
もちろん、まるさんには脅迫の意図など毛頭ない。しかし、同僚からすれば、まるさんが心の中で(猫の写真、見せてもらえないかな)と思っているとはつゆ知らず。頼み事を断った直後に、愛猫の近況を聞かれるという末恐ろしい展開に…。
投稿は12日時点で18万件を超える「いいね」が寄せられる大反響。「面白すぎるw」「この流れは脅迫だわ笑」「完全に犯人のそれなのよw」「日本語って怖いなぁ!」「同じようなことをしたことがあります」「めっちゃ分かる。私もこういう会話しちゃうから気をつけないと」などの声が寄せられている。
また、瞬時に「流れが脅迫ですけど、それ大丈夫ですか?」と返す頭の回転の速さに「同僚さんの返しが秀逸すぎる」「その切り返しが出来る同僚さんがすごい」「同僚さんのツッコミがキレッキレで草」「これは同僚の方のセンスの良さ」などと絶賛する声も多くあった。
まるさんによれば、その同僚とは普段から親しい間柄。発言後は「やっちまった」と思いつつも、開き直って「バレてしまったなら仕方ないんですけど、実は脅迫なので猫ちゃんの写真見せてください」と“再脅迫”し、無事愛猫の写真を見せてもらったという。
ちなみに、まるさんは続く投稿で「猫飼いの方々は脅されてると思って可愛いネコチャンの写真ください」とつづり、リプライ欄には続々と愛猫の写真が。非常に可愛らしいリプライ欄となっている。