85歳の世界的巨匠が後悔『ブレードランナー』続編を監督できず 2択で『エイリアン』作品を選択

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リドリー・スコット監督
リドリー・スコット監督

 リドリー・スコット監督(85)は、『ブレードランナー』続編を監督できなかったことを後悔していると明かした。スケジュールの都合で、『ブレードランナー 2049』と『エイリアン:コヴェナント』のどちらかを選択しなければならかったという。自身が手掛けた1982年の名作SFの続編を選べばよかったと思っているという。

 エンパイア誌に「その決断を下さなければならない立場に追いやられるべきではなかったんです。でも、そうしなければならなかった。『ブレードランナー2』をやるべきでしたね」と語った。

 スコット監督は2011年に続編の監督として発表されたものの後に降板となった。後任のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督のもと、前作で主演だったハリソン・フォードほか、ライアン・ゴズリング、アナ・デ・アルマス、ジャレド・レトをキャスト陣に迎え続編が製作されていた。

 しかし、今回アマゾン・スタジオによる新作ドラマ『ブレードランナー 2099』にスコット監督はプロデューサーとして参加。「何年も先の世界を描いています。私にとって、それはオルダス・ハクスリーの『すばらしい新世界』のアイデアに通じるものがあるんです」と語っている。

 監督は、長年にわたり『ブレードランナー』次回作の企画を進めてきた。2018年には、デジタル・スパイに「進化させ、構築する準備のできた」と、別のストーリーがすでにあると話していたほか、その3年後には同映画をテレビドラマ化したパイロット作品がすでに制作されていることをBBCに明かしていた。

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