日本各地で危険な猛暑が続く中、気になる調査結果が発表された。ゴルファーは、皮膚がんになる可能性が2倍も高くなるというデータだ。 日差しが降り注ぐ中、コースに出て何時間も過ごすことで、プレイヤーの手足が太陽からのUVに晒され、皮膚がんに罹りやすくなることが新たな研究で分かってきた。
オーストラリアの300人以上のゴルファーを調査したところ、4分の1以上がある時点で同病を発症することが判明。一般の人々の7%の罹患率よりも大幅に高くなる結果となった。
英オックスフォード大学と南オーストラリア大学の研究者らの分析によると、ゴルファーはプレイしない人々に比べ2.4倍も同病に罹りやすくなることがわかったという。後者で教鞭を取るブラッド・ステナー博士はこう説明している。「ゴルフに熱中することで、健康に関する利点があるのは確実ですが、今回の研究は、様々な日焼け止め対策をする中でもゴルファーは4時間以上も太陽に晒されることからゴルフにおけるリスクを探っています」