実写版『バービー』続編、早くも決まった!? 映画成功を受けマテル社CEOが示唆

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マーゴット・ロビー
マーゴット・ロビー

 マテル社のCEOが、実写版『バービー』の成功を受け、続編映画やテレビ番組が製作される可能性が高いことを明らかにした。女優マーゴット・ロビーと俳優ライアン・ゴズリングが、それぞれ典型的なバービーとケンを演じた新作は、公開週末に3億ドル(約421億円)の興行収入を記録。劇中ではウィル・フェレルが演じていたCEOのイノン・クレイツ氏が、シリーズ化の可能性を示唆した。

 最新の収支報告の中でクレイツ氏は話した。「まだ何も発表はしていませし、続編について話すのには少し時期尚早かもしれませんが、この映画の成功を受けて、明らかにさらなる機会が訪れることでしょう」

 「私達は、これらの瞬間、これらのブランド、これらの文化的イベントを皆が探している業界にいます。それは実際に起こりますが、頻繁には起こりません。(よって)私達はブランドが引き続き拡大し、コンテンツにおいて更なる機会が訪れると見込んでいます。映画ばかりではなく、テレビや他の分野でもです」

 また同氏は、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキにより企画中の作品に遅れがでていることにも言及した。同社は、「ポリーポケット」「ホットウィール」といった玩具や、テレビ番組『バーニー フレンズ』を題材とした映画の製作も予定している。

 クレイツ氏は、映画公開に先駆けたタイム誌とのインタビューで、映画の明確な狙いは、玩具の宣伝の枠を超えたものを製作することだとして、「私達は文化的イベントとなる映画を作ろうとしているのです。(監督の)グレタ(ガーウィグ)や(脚本の)ノア(バームバック)のような人々がこのような機会を得ることに興奮し、創造的自由を得ることで本物の影響を与えることができるのです」と語っていた。

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