ベラルーシ大統領「プリゴジン氏はロシアにいる」と発言 居場所はプーチン大統領の出身地か

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ベラルーシのルカシェンコ大統領(23年7月6日撮影、ミンスク=ロイター)
ベラルーシのルカシェンコ大統領(23年7月6日撮影、ミンスク=ロイター)

 ベラルーシのルカシェンコ大統領は6日、ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏はもうベラルーシにいないと明かした。プリゴジン氏の居場所については、本人に似た写真などが出てきたことから、既にロシアに戻っているのではという見方も出ていた。

 ルカシェンコ大統領は、6月下旬に武装蜂起したワグネルとロシアの仲介に入り、合意の一環で6月27日にプリゴジン氏がベラルーシに到着したと述べていた。

 同大統領は6日、「プリゴジン氏は(ロシアの)サンクトペテルブルクにいる」と報道陣に語っている。サンクトペテルブルクは、プーチン大統領の出身地としても知られる。

 一方で、ワグネルの一部要員をベラルーシに駐留させるという申し出はまだ有効だとも述べた。ワグネルの駐留がベラルーシにとってリスクではないと指摘。ワグネルがベラルーシで武装蜂起するとは考えていないと語った。

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