ビートたけし 上岡龍太郎さんから説教されていた「東京に来ると談志さんと2人で俺を呼び出して」

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 上岡龍太郎さん=2008年撮影
 上岡龍太郎さん=2008年撮影

 タレントのビートたけしが11日、テレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」に出演。5月19日に死去したタレントの上岡龍太郎さん(享年81)を、説教された思い出とともにしのんだ。

 上岡さんについて、「この人がすごいのはプロデューサーなのよ。この人が『探偵!ナイトスクープ』とかの企画してつくって、企画力がすごい」と称賛した。

 58歳でスパッと引退し、その後はほぼ表舞台に登場しなかった。たけしは「すごい計算してあって、あと何年生きて、いくら使ったら、なんの余分なことをしなくて済むという計算をパッとする人だから、潔い」と話した。

 引退後の生活については「ゴルフをやって遊んで、大阪の芸人の相談相手になったりしていた。だから大阪の芸人の中の、1つの考え方の柱になったところがある。上岡さんが納得したらOK、上岡さんに怒られたとか、上岡さんに褒められたとか、一つの基準になっている」と上方芸人に多大な影響をもたらしたことを説いた。

 その上で、「東京に来ると、(立川)談志さんと2人で俺を呼んで、俺になんか言ってくる。『たけし、お前、もうちょっとちゃんとした仕事をしろ。笑わせるだけがあれ(芸人)じゃないぞ』って」とレジェンド2人から小言をもらったことを懐かしそう振り返った。

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