「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」シーズン2決定?脚本家が「続編の執筆契約を結んだ」と韓国で報じられる

椎 美雪 椎 美雪
世界で大旋風を巻き起こしたドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(出典:ENA)
世界で大旋風を巻き起こしたドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(出典:ENA)

 日本でも大ヒットとなったドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」の脚本を手がけた作家のムン・ジウォンが、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」シーズン2の執筆も引き受けたことが判明したと、韓国メディアのJTBCが単独で報じた。

 報道によると、ドラマ制作会社の関係者が同社の取材に応じ「放送局ENAと「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を共同制作したASTORYが、最近ムン・ジウォン氏とシーズン2の執筆契約を結んだ」と明かしたという。

 同作は、自閉スペクトラム症のウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)が大手弁護士事務所に所属し、社会にはびこるさまざまな問題と法廷で向き合い、変化し成長する物語。毎回登場するくせのある人物、事件、出来事の中に潜む問題への共感も自然に引き出し、視聴者から絶大な支持を集めた。その結果ENAは開局以来、最高視聴率を記録するとともに、韓国のみならず海外でも大きな人気を集めることに成功。

 さらにウ・ヨンウを演じたパク・ウンビンが、韓国のゴールデングローブ賞と称される総合芸術賞授賞式「第59回 百想(ペクサン)芸術大賞」TV部門で大賞を受賞、個人での獲得は約4年ぶりという快挙を手にしている。

 ムン・ジウォンは映画「無垢なる証人」(邦題)、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を通して作家としての名を広く知らせており、最近は映画監督デビューを控えている。映画は2024年にクランクイン予定だと言い、「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」シーズン2の執筆は、それ以降に本格的に着手するとみられる。

 同作でブレイクし、間もなく入隊してしまったカン・テオの除隊が2024年3月であることを考えれば、抜群のタイミングではないだろうか。

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