講談社「週刊少年マガジン」編集部は31日、6月1日から新人漫画賞「MGP(マガジングランプリ)」を完全リニューアルした「マガジンライズ」をスタートさせると発表した。
同賞では「マガジンライズ」「作画部門」「ネーム部門」の3部門が設けられ、「作画部門」「ネーム部門」は全漫画誌で初めて毎月開催となる。作画のみの募集、ネームのみを募集する賞は存在するものの、毎月開催されるケースは、同誌編集部によると国内で例がないという。受賞者数も倍増され、前回より上の賞を獲得すると賞金額が増える「ライズボーナス制度」も導入される。
「マガジンライズ」は新人作家の登竜門。自分の成長度をチェックして成長を目指す。
「作画部門」は共通の課題ネームに沿って、応募者は作画して投稿。ネームは「ブルーロック」原作を担当する金城宗幸氏が作成する。6月~8月期の課題ネームを順次発表。9月以降は3種類から任意のものを選んだ応募が可能となる。画力のみを審査し、オリジナル作品の投稿も受け付ける。プロ・アマ不問。
「ネーム部門」はネーム(漫画の設計図)の面白さのみを審査。登場人物・セリフ・物語の流れを簡単に描いたネームは、読み手に情報が伝われば、漫画の下書きほど丁寧に描くことは求められない。プロ・アマ不問。
詳細は1日正午頃開設予定の同賞公式サイトまで。