「THE SECOND」初代王者はギャロップ‼遅咲きブレークのきっかけになるか

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
ギャロップ(左から林健、毛利大亮)
ギャロップ(左から林健、毛利大亮)

 結成16年以上で「M-1グランプリ」「THE MANZAI」で優勝未経験のベテラン漫才師を対象とした新設漫才賞レース「THE SECOND」の決勝トーナメントが20日、フジテレビ系で生中継された。決勝でギャロップがマシンガンズを下し、初代王者に輝いた。

 審査結果の瞬間、林健は両手を突き上げ、毛利大亮は膝に手をつき、ともに笑顔を見せた。優勝賞金1000万円、高級オーダースーツが贈られた。林は「くすぶっているみんな、夢はあるよ‼」と喜んだ。

 金属バット、三四郎を連破したマシンガンズは先攻で「4時間スペシャルの最後がマシンガンズはキツイよね」「ファイナリストはモテるだろう」「優勝させてくれ」などと、滝沢秀一と西堀亮がフリートークのような即興を連発し、売れない芸人の悲哀をテーマにしたネタを披露。テンダラー、囲碁将棋を下したギャロップは、フランス料理をテーマに林健が延々と前フリを続け、毛利大亮を置いてきぼりにするネタを展開した。

 審査終了後、大会アンバサダーのダウンタウン・松本人志は「ギャロップのネタはすごかった。元気玉のように笑い玉をつくって、最後にバンと来た。マシンガンズは平場強いやろな」などと感想を述べた。

 会場の客が担った審査員は顔を出さずに音声のみで感想が尋ねられ、ある審査員は「マシンガンズさんはライブを見ているみたいで、ギャロップさんは6分を有意義に使ってすごいと思いました」と、別の審査員は「マシンガンズさんは即興性が感じられました。ギャロップさんはフリがすごくて楽しみました」などと発言した。続いて結果が発表され、先行のマシンガンズは246点、ギャロップは276点だった。準決勝はともに284点の高得点で突破した両コンビだが、明暗がハッキリ分かれた。

 同レースはネタの制限時間は6分以内で、超過すると減点。会場の一般審査員100人による採点方式(一人につき持ち点3点。とても面白かった…3点、面白かった…2点、面白くなかった…1点の計300点満点)。司会は東野幸治と宮司愛海アナウンサーが務め、大会アンバサダーは松本人志が務める。優勝賞金は1000万円。決勝トーナメントには他にスピードワゴン、超新塾が出場した。

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