コナミから訴えられた「ウマ娘」 特許侵害にあたる一部とは?「係争中のため」回答控える

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
人気コンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」©Cygames, Inc.
人気コンテンツ「ウマ娘 プリティーダービー」©Cygames, Inc.

 サイバーエージェントは17日、子会社のCygames(サイゲームス)が運営する人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」が特許を侵害しているとして、コナミデジタルエンタテインメントが東京地裁に提訴した、と発表した。ネット上では、権利侵害を提訴された同ゲームシステムおよびプログラムの一部に関する具体的な内容について、さまざまな臆測が流れている。

 Cygames広報チームの担当者は18日、よろず~ニュースの取材に応じ「『ウマ娘 プリティーダービー』のゲームシステムおよびプログラムの一部に関して権利侵害を提起されています。その他詳細は係争中のため、コメントは控えさせていただきます」と回答した。

 Cygamesは、「ウマ娘」のゲームシステムやプログラムの一部について、コナミ側と特許に関する協議を行ったものの、見解が受け入れられなかったという。訴訟提起日は3月31日、訴状到着日は5月10日。損害賠償40億円、同ゲームの差止が請求された。サイバー側は「特許権を侵害している事実はない」と争う方針を示し、サイゲームスも同様の見解を発表していた。

 Cygames担当者は、①コナミ側との協議期間②「特許権を侵害している事実はない」と主張できる理由についても「係争中のため、コメントは控えさせていただきます」とした。

 「ウマ娘」はゲームに加え、アニメ、出演声優によるライブイベントなどさまざまなジャンルに展開される人気コンテンツ。今後の影響について、担当者は「『ウマ娘プリティーダービー』については、今までと変わらずサービスを提供してまいります。ユーザーのみなさまにはご心配をおかけしておりますが、今までと変わらずサービスを提供してまいりますので、安心してお楽しみいただければと思います」と呼びかけた。

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