スパイス・ガールズ、未発表曲がネット上で流出 同意なしに出品、入札120万円も販売中止に

海外エンタメ 海外エンタメ
スパイス・ガールズ
スパイス・ガールズ

 英国の女性グループ、スパイス・ガールズの未発表デモ盤が、オークションサイトeBayに出品され、入札額が7100ポンド(約120万円)に達したものの、その後販売中止となった。『ウーマン』『トゥー・ホット』『ゴー、ゴー、ゴー』を含む同アナログ盤は、スパイス・ガールズの同意なしで違法に売りに出された後にネット上に流出。1998年に同グループを脱退したジェリ・ホーナー(旧姓ハリウェル)は参加していない。

 ある関係者はザ・サン紙にこう語っている。 「誰がどうやってこのレコードを手に入れたのかは不明ですが、それを売るべきではありません」「このコンテンツは決して公開されるべきではなかったし、未完成の曲をシェアするのは同グループの意に反していて不当です」

 昨年12月にもスパイス・ガールズは、(Cワードをほのめかす)きわどいタイトルの未発表曲『C. U. Next Tuesday/シー・ユー・ネクスト・チューズデイ』がネット上で流出、30年近く隠されていた同曲の流出に同グループが怒りをあらわにしていると当時ザ・サン紙が報じており、曲がアップロードされた後の「セキュリティ違反」にメンバーは「不満」をもらしているという。

 ある音楽関係者は同紙のビザー欄にこう語っている。「彼女たちは、90年代に皮肉たっぷりのこの曲が書かれたときとはまったくちがう人生を歩んでいます」「彼女たちが普段の生活でCワードを使用しないことを考えると、このタイトルは明らかに恥ずかしいものといえるでしょう」「一体なぜそれが流出してしまったのかちょっと謎ですが、それについてくよくよするつもりはないようです」「グループは2023年に楽しみにしている他のプロジェクトがあるのでそれに集中し、特に好きでもなかったこの曲が忘れ去られることを願っています」

 同曲はデビューアルバム『スパイス』が発売された27年前にレコーディングされたが、グループはこの曲をとても嫌っていたことから、2021年に同レコードを再リリースする際にボーナストラックとして収録することを拒否したという。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース