ルイ・ヴィトンが、ソウルのランウェイショーで『イカゲーム』のファン・ドンヒョク監督とのコラボレーションを発表した。
同ブランドのデザイナー、ニコラ・ ジェスキエールにとって初めてとなるプレフォールショーは、４月29日の日没後に、韓国の首都ソウルの漢江（ハンガン）にかかる潜水（チャムス）橋で開催され、ドンヒョク監督は舞台美術のクリエイティブアドバイザーを務める。
2階建ての橋で行われるファッションショーは初開催となり、韓国と水路の宣伝を目的とし、同ブランドが地方自治体および国家間両方との取り組みの第一歩を記念するものであるとWWDは報じている。
ルイ・ヴィトンはこのショーを、「地域の文化と芸術の卓越性を世界規模で発信し、紹介するというルイ・ヴィトンの意志」を反映していると表現、韓国観光公社と連携し、市のPRや観光活性化のためのプロジェクトを進めており、写真展などの計画もあるという。また同ブランド新会長兼CEOのピエトロ・ベッカリ氏は、ソウルは「世界の注目を集め続ける文化の中心地」であり、「未来を開拓し、創造性を再考し、天賦の才を育むという点で、ルイ・ヴィトンと共通の精神を共有している」と語っている。
ソウルのキム・ウィソン 副市長は「パートナーシップ協定は、無限の可能性を秘めたソウルの代表的な観光資源である漢江の美しさを世界と共有する絶好の機会だ」と語っている。
