地球の20倍以上もあるコロナホールが太陽で発見された。今回のコロナホールにより時速180万マイル(約290万キロメートル)の太陽風が発生し、地球に届くようだ。
現在、科学者らが状況をモニタリングしている状況で、太陽風が地球の磁場、衛星、テクノロジーに影響を与えるものと見られている。
3月23日に初めて発見されたコロナホールは地球の30倍の大きさで、放出された太陽風により南は米アリゾナ州でもオーロラが観測されていた。
今回、2度見つかったコロナホールは米航空宇宙局(NASA)の太陽観測衛星が発見した。NASAはこう発表している。「コロナホールは磁気オープンエリアで、光速度の太陽風の発生源です」「超紫外線の複数の波長の中では暗く見え、時々地球上の高緯度にオーロラを発生させる可能性があります」