米芸能界が突然の大混乱 仮想通貨の違法行為で大量起訴 人気女優の名前も

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リンジー・ローハン
リンジー・ローハン

 女優のリンジー・ローハン、ミュージシャンのニーヨ、YouTuberのジェイク・ポールなど、暗号資産に関する違法行為で起訴されたスターが続出している。米国証券取引委員会 (SEC) は、仮想通貨起業家ジャスティン・サンに対し、詐欺罪と未登録証券の提供、販売の容疑などで告訴。トロニクス(TRX)とビットトレント(BTT)という暗号通貨が経済的に成功する可能性があり、活発に取引されていると投資家に信じさせるような方法でサンのTRXとBTT資産を宣伝。グレナダの外交官と協力した罪に問われている8人の有名人インフルエンサーに対する様々な問題に関する告発も発表された。

 詐欺に加担したとして起訴された他の有名人には、ミュージシャンのエイコン、ソウルジャ・ボーイ、リル・ヨッティ、オースティン・マホーン、ポルノ女優のケンドラ・ラストがいる。

 SECは、サンが「彼の有名人プロモーターと共に、有名人のツイートに対して報酬が支払われた事実を隠すプロモーションキャンペーンを指揮していた」と主張している。

 SECのグルビル・グレワル執行ディレクターは、同委員会のウェブサイトに掲載された声明の中で、こう語っている。

 「我々は問題となっている技術に関しては中立であるが、投資家保護に関しては中立ではない」

 「訴状で主張されているように、サンとその他の企業は、まず登録と開示の要件を遵守せずに証券を提供し、次にそれらの証券の市場を操作することによって、投資家を誤解させ、損害を与える古くからの手法を使った」

 「同時に、サンは何百万人ものソーシャルメディア・フォロワーを持つ有名人に報酬を支払い、未登録商品を宣伝させ、報酬を開示しないよう明確に指示した。これはサンや他の会社が使用したラベルに関係なく、連邦証券法によって保護されることを意図した行為そのものだ」

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