ヘンリー王子夫妻の子供たちが、英王室から正式に「王子」と「王女」の称号を与えられた。これまで王室の公式サイトに2人の名前は「マスター・アーチー・マウントバッテン=ウィンザー」「ミス・リリベット・マウントバッテン=ウィンザー」と記載されていたが、ヘンリー王子夫妻が子供たちの称号は「生まれながらの権利」とコメントを出して間もなく、王室の公式サイトが更新。王位継承順位6位と7位にある2人の名に称号が追加された。
ヘンリー王子とメーガン妃は先週、1歳9か月の娘リリベット王女の洗礼式を行った際に発表した声明の中で、娘の名前を「リリベット・ダイアナ王女」と綴っていた。
1917年、国王ジョージ5世が、君主の男系の孫たちが王子もしくは王女の称号を名乗ることを許可しており、2022年9月のエリザベス女王の崩御を受けてヘンリー王子の父がチャールズ国王となったことから、夫妻の子供達もそれらの称号を使用する資格を得ていた。
カリフォルニア州モンテシトにある夫妻の自宅で行われた洗礼式に関し、夫妻の代理人は「リリベット・ダイアナ王女は、3月3日金曜日にロサンゼルス大司教ジョン・テイラー牧師により洗礼を受けました」と声明を発表していた。
ある関係者によると、メーガン妃の母ドリア・ラグランドさんや、リリベット王女のゴッドファーザー、タイラー・ペリーを含む30人ほどが出席して行われた洗礼式には、チャールズ国王やカミラ王妃、ウィリアム王子、キャサリン妃といった王室メンバーも招待されていたものの、欠席したという。