俳優ジミー・キンメル(55)が今年の アカデミー賞授賞式の司会を務めるにあたり、減量に励んでいるという。昔着ていたタキシードを身に着けてみると膨らんだソーセージのように見えことから、小さな容器で食事をして体重を減らそうとしているそうだ。
12日にロサンゼルスのドルビー・シアターで開催される今年の授賞式に向けダイエットとエクササイズに取り組んでいるジミーは、ピープル誌にこう語っている。
「2018年に着ていたタキシードに合わせようとしたけど、うまくいかなかったという非常に残念な瞬間があった」「ちょっと自家製ソーセージみたいに見えたから、授賞式の前に痩せようとしてるんだ」「毎朝小さなタッパー容器に入った少量の食べ物を家に届けてもらってる」「他のみんながスパゲッティを食べていて、自分はトルティーヤ抜きの小さなタコスを食べている時ほど情けない気持ちになることはないね」
また、コカインの袋をかじったグリズリーが大暴れする様子を描いた故レイ・リオッタ主演の映画に触れ、「『コカイン・ベア』みたいな姿でステージに出たくないんだよ」と続けたジミーは、妻モリー・マクニアニー(44)がエグゼクティブ・プロデューサーを務める第95回の授賞式でにはトム・フォードの特注スーツを着る予定だと明かした。
スティーブ・マーティン、デヴィッド・ニーヴン、ジェリー・ルイスと並び3度目のアカデミー賞司会者を務めることについてジミーはこう語っている。 「3度もアカデミー賞の司会に招かれるのは、素晴らしい名誉か罠のどちらかだ」「いずれにせよ、優れた人全てがノーと言った後でとても素早く僕にオファーをくれたアカデミーに感謝している」と語った。
今年は、昨年の授賞式でウィル・スミスがクリス・ロックを攻撃したことを茶化さないようジミーに圧力がかかる見込みだが、番組の上層部はこのイベントは、トーク番組のベテランであるジミーに任せておけば大丈夫だと考えているようだ。
2017年にジミーが司会を務めた際には、作品賞の受賞作品が『ムーンライト』であるところを間違って『ラ・ラ・ランド』と発表されてしまうといったハプニングを乗り切らなければならなかった。