米女優が死去、82歳 映画『恐竜100万年』ビキニ姿の原始人で注目 20世紀最大のセックスシンボル

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ラクエル・ウェルチさん(ロイター=2010年撮影)
ラクエル・ウェルチさん(ロイター=2010年撮影)

 米女優ラクエル・ウェルチさんが死去した。82歳だった。短い闘病生活の末、15日に帰らぬ人となったことを遺族がTMZに明かした。

 60年代に出演したSF映画『ミクロの決死圏』やビキニ姿で原始人を演じた『恐竜100万年』で注目を浴び、その後国際的なセックスシンボルとして一世を風靡した。特に強い女性のキャラクターを演じたことで知られており、1974年には、映画『三銃士』でゴールデン・グローブ賞女優賞(ミュージカル/コメディ)に輝いている。

 映画デビューする以前には、数々の美人コンテストに出場、1995年、エンパイア誌が選ぶ「映画史上最もセクシーなスター100人」の1人に選ばれたほか、プレイボーイ誌が選ぶ「20世紀における最もセクシーなスター」リストの3位にランク入りした。

 しかし4度結婚歴のあるラクエルさんは生前、セックスシンボルのイメージから距離を置くよう努力したこともあったとして、「ストリップダンサーのように見えないようにしていたこともあったの。でもある時点で『もう闘わない。これが私が他の人と違うところなのだから』って思ったの」と振り返っていた。

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