「ほぼ白じゃねーかwww」「何の拷問?」かわいい見た目とは裏腹な〝ゲキムズジグソーパズル〟が話題

松田 和城 松田 和城
ほぼ白!話題のゲキムズジグソーパズル(オギユカさんより提供)
ほぼ白!話題のゲキムズジグソーパズル(オギユカさんより提供)

 うさぎの女の子「ミッフィー」の絵本作者ディック・ブルーナ氏が描いた「うさぎ」がモチーフのジグソーパズル「Dick Bruna MILK Face Puzzle」が、そのかわいらしい見た目とは裏腹に〝ゲキムズ難易度〟だとツイッターで注目を集めている。

 オギユカ(@ogiyyuca)さんは「ミッフィーちゃんのジグソーパズル、狂気じみててよかった」とつづり、写真を投稿。全119ピースのうち、絵柄の手がかりは目と「×」が描かれたわずか10ピース。残り109ピースは全て白で構成され、ピースの型と形だけを頼りに攻略しなくてはいけない。ツイートには「ほぼ白じゃねーかwww」「俺には絶対できない自信がある」「何の拷問?」「難易度エッグイ」などの反応が寄せられた。

 オギユカさんは京都の雑貨屋「イノブン」で同パズルを購入。大人2人で挑戦し、完成まで2時間を要したという。唯一の手がかりである顔の目と「×」部分からスタートし、曲線があるピースをもとに輪郭部を進行。輪郭以外の白い部分は、凸の数で分別してから条件に当てはまるピースを探していった。「輪郭ができあがって、真っ白の部分を埋める時間帯が一番行き詰まりました」と苦労を振り返った。

 オギユカさんは、パズルが完成した瞬間の心境について「『できたー!』という達成感と、完成した姿を見て改めて『なんてかわいいんだろう!』と思いました。真っ白ですが、119ピースとピース数は少なめなので、疲弊してボロボロ、という感じにはならず、楽しかった!という感想です」と明かした。

 15日までで3万超のリツイート、14.6万超の「いいね」を獲得しており、想像以上の反響に驚いている。「海外からもさまざまな言語で反応があり、ディック・ブルーナさんの作品が普遍的に愛されているすごさを感じました」。「ミッフィー」とは別物の「うさぎさん」だとリプライで指摘を受け「驚きました!知らなかったので、自分の好きなものがなにかきちんと知れてうれしかったです」と答えた。

 「真っ白のジグソーパズル」は、宇宙飛行士選抜試験で採用されたことで知られる。「かわいい顔をして厳しい課題を投げかけてくるミッフィーちゃんをイメージしてほほえましくなりました。こういう真っ白なパズルを『ミルクパズル』と呼ぶことを知らなかったので、なんてしゃれの効いたかわいいパッケージなんだろう!とつながって理解できたことがうれしかったです」と喜びを語った。

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