クイーンまさかの告白 観客が一緒に歌うのが嫌だった!?「聴いてくれるだけでいい」

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 人気バンドのクイーンは、自分たちの曲の一語一句を観客が歌うことに苛立っていたという。ブライアン・メイによると、長い時間をかけて作った歌詞をファンには普通に聴いてほしかったそうだ。

 トータル・ギター誌にブライアンは「私たちはこう思っていたよ。『皆ただ聴いてくれ。一生懸命作ったものだから、ただ聴いてくれるだけでいいんだ!』って。けど彼らは止まなかったけどね。あるライブで、彼らが全ての曲の歌詞を歌う時があって、あの頃としては斬新だったよ。(レッド)ツェッペリンのコンサートで、『コミュニケイション・ブレイクダウン』とか彼らの曲を一緒に歌う人なんていなかったと思う。ツェッペリンが演奏すれば、彼らは聴く。自分たちのコンサートでこう思ったものさ。『何でこいつらは歌わずに聴くことはできないんだろう?』ってね」と話した。

 しかし1970年代にイングランドのミッドランズにあるビングリー・ホールで「ウィー・ウィル・ロック・ユー」を披露した際に、考え方が変わったそうで、ブライアンはこう続けた。

 「ビングリー・ホールの夜だった。ステージから降りて、メンバー全員が驚きの目だった。観客らの歌が凄まじかったからね。フレディに言ったよ。『このことに抵抗せず、推奨するべきだ。このエネルギーを利用した方がいい』って。やってみる価値があるってことで全員一致だったんだ」

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