人気歌手のエイコンが、男性は女性が仕えるべき「神聖な王」であり「神」であると語った。4人の妻との間に9人の子供がいると言われているエイコンは、科学が女性の出産を不要にしたとし、またアフリカでは女性が男性を「王」のように扱うことを、アメリカ人は理解する必要があると持論を展開する。
エイコンは最近出演した『ザ・ジョー・バデン・ポッドキャスト』で、次のように語っている。
「(男は)神だ。神であり、生命を創造するものだ。(アフリカの)女はお前を男のように、王様のように扱う。男と競争したり、平等のために戦ったりはしない。男と女は決して対等にはなれないと理解している。そして彼女らは自分の役割と分担を理解している」
「役割は明確で、とてもクリーンだ」
「男と女がまったく同じ役割を果たすなんてありえないし、バランスなんてない。アフリカでは、女は女という役を演じるということがはっきりしている」
さらにエイコンは、女性は男性のために痛みに耐えるように作られたと考えているとし、こう続けた。
「神は女に愛と感情と思いやりをインストールした。母性にはそういうものが備わっていないといけないからだ」
「だから女は感情を素早くキャッチし、多くの痛みに耐えることができるのであり、忠誠心は自然に身についたものだ」
「女としての役割は、男をサポートすることだ。男はこの宇宙の王であり、神である。女は決して男にはかなわない。このことをアメリカ人は理解しなければならない」
「女は生命を生み出すのではなく、生命を生み出す手助けをする。私たち男は神であり、生命を創造するものなんだ」
「科学的な話をしよう。いま、男は女がいなくても生命を創造することができる。しかし、女は男なしには生命を生み出せない」
「今すぐやろうと思えば、自分の精子を発射して孵(ふ)卵器に入れ、9カ月かけて孵卵器に入れて、9カ月で赤ちゃんが生まれる。今の科学ではもっと短いかもしれない」
「女性にはそれができない。だから、俺たち男は生命の創造者なんだ」
エイコンの本名は、アリアウネ・ダマラ・バダラ・エイコン・ティアム。過去にも数々の発言により「性差別主義者」として非難を浴びており、昨年12月には、スカイ・ニュースで、ラッパーのカニエ・ウェストの反ユダヤ主義的な暴言に腹を立てた人に対し「物事をあまり個人的にとらえてはいけない」と発言し、ファンに衝撃を与えていた。