サスペンスドラマを見ると不眠解消の効果!? 睡眠遅らせる感情抱きにくい スイスで研究

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 ※画像はイメージです(metamorworks/stock.adobe.com)
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 サスペンスドラマには、眠りへ誘う効果があることがわかってきた。スイスのフリブール大学の研究によると、夜遅くにスリラーを見ることで寝つきが良くなるという結果が出た。

 実験室で寝る前に、被験者の大人50人の半分に『殺人を無罪にする方法』というネットフリックスの番組、残り半分にサステナブルエネルギーに関するドキュメンタリー『アイランズ・オブ・ザ・フューチャー』を見せたところ、サスペンス要素のある前者の方が観ていて面白いことから、睡眠を遅らせる「不満や悲しみ、怒り」といった感情を感じにくいことが判明したという。

 しかし、サスペンスドラマを見すぎてしまうと、心拍数の急上昇に繋がるため、偏ることは避けるべきと、この研究では結論付けている。

 「我々の研究で、寝る前のサスペンスのテレビシリーズが眠りの質を下げることにはならなかったものの、十分な年齢相応の睡眠をするためにもメディアの使用時間を制限することを勧めます。最適な健康状態と認知機能のためにも重要なことです」

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