女優のマーゴット・ロビー(32)は「ウルフ・オブ・ウォールストリート」で「目立たない」かもしれないと思っていたという。
2013年に公開されたマーティン・スコセッシ監督の同映画でレオナルド・ディカプリオと共演した際、この映画が自分の人生を変えるとは思ってもみなかったと明かしている。
マーゴットはサンデー・エクスプレス紙のサンデー・マガジン誌で「この映画がどれだけ大きなものになったかを知っているから、今となってはバカバカしく聞こえると思うけど、でも当時は、『この映画で私に気づく人はいないわ。この映画で私が何をしようが関係ない。レオに注目がいって、私は目立たないのだから』って思っていたわ」と話した。
そんなマーゴットはオーストラリアのソープオペラ「ネイバーズ」に出演したとき、まだ17歳だったが、正式な演技訓練を受けたことがなかった彼女にとってはそれが素晴らしい学習経験だったとして「今の私があるのは『ネイバーズ』に出演したおかげよ。私は映画学校にも演劇学校にも行かなかったけれど、行っていればよかったと思っているわ。仕事を通じて学んだ。私は3年間、私の人生の中で最も素晴らしい年月を過ごしたわ。大学時代のようなもので、出演の最後の日は卒業するようなものだった」と語った。
また、この番組に出演するために、友人が一人もいないメルボルンに引っ越したことで、演技だけでなく、人生についても多くを学んだという。マーゴットは「あの番組に出演していたみんなとは本当に仲が良かった。というのも、膨大な時間を一緒に過ごしただけでなく、メルボルンに住み始めた時私は17歳だったから。知っている人が誰もいなくて、私にとって(メルボルンは)大きな煙のようなものだったわ」と続けた。