ディズニーによる実写映画『ヘラクレス』は、TikTokに影響を受けたものとなるという。『アベンジャーズ/エンドゲーム』で知られるプロデューサーのジョー・ルッソとアンソニー・ルッソは、ディズニー名作アニメの実写ミュージカル映画でガイ・リッチーとタッグを組んでいる。
ジョーはバラエティにこう話している。「どうやってミュージカルに書き換えるかという課題がある」「今日の観客は、TikTokに訓練されているよね。彼らにとってミュージカルとは、どのような見た目や感覚なんだろう?」「我々にとって楽しいものとなりうるし、現代ミュージカルのやり方において境界線を少し押し広げてくれるものだ」
『リトル・マーメイド』を手掛けたジョン・マスカーとロン・クレメンツによるオリジナルのアニメ映画では、ギリシャ神話の英雄ヘラクレスがヒーローになることを目指して冒険に出る姿を描いていた。
近年に制作されたディズニーの実写化作品は、アニメ版に似すぎているという批判を受けてきているが、ジョーは新作が「もう少し実験的なものになる」と約束。「ある意味で単なるアニメ映画の再解釈以上のもの」になると続けた。