コナミデジタルエンタテインメントが運営するモバイルゲーム「パワフルプロ野球」とアニメ「HUNTER×HUNTER」(H×H)のコラボレーション第2弾が、17日まで開催される。第2弾で登場した「H×H」のクラピカ、レオリオの能力値設定の理由について担当者が明かした。
冷静沈着で幅広い知識を持つクラピカは、その知的なイメージを特殊能力に込めた。内野を守っている際、隣接する守備位置の選手同士で守備力が向上する「アイコンタクト」、走者時に相手投手の球種を察知し、盗塁が失敗しにくくなる「サイン察知」を設定。担当者は「頭がよく連携プレイがうまそうで、高い洞察力を持ってそうといった点を考慮しました」と説明した。また、作中で挑発する発言も多いことから、相手投手がストライクで勝負して来やすくなる能力「挑発」も搭載した。
レオリオは腕力に優れていることから、パワー、肩力を高めに。「大番狂わせ」「サヨナラ男」といったゲーム終盤に発動する特殊能力が特徴的だ。担当者は「ゴンの父・ジンに伸びしろを評価された男なので、とある条件で大番狂わせが発動するかもしれません」と回答した。
冨樫義博氏による原作「H×H」は、4年ぶりの単行本新刊となる第37巻が、11月4日に発売されることが発表され話題を集めている。同コラボも、9月15日から展開中でゴンとキルアが登場する第1弾に続き、さまざまな反響が寄せられているという。担当者は「今回のコラボでは、ゲーム内のホーム画面でアニメオープニング主題歌がBGMとして流れる仕様を盛り込んでいますが、それに対して『テンションが上がる』『激アツ!』といった喜びの声を特に多くいただいております。ゴンやキルアのイベキャライラストがかわいいといったご意見もいただいており、コラボ専用のせりふも収録していますので、そちらも楽しんでいただいています」と語った。