イーロン・マスク氏の元恋人ジェニファー・グウィンさんは、マスク氏は必ず火星に行くと確信しているという。1994年から1995年まで、お互いペンシルバニア大学の学生だった時にマスク氏と交際していたジェニファーさん。その断固とした性格が宇宙開発事業スペースXのプロジェクトを必ず成功させると確信しているそうだ。
ジェニファーさんはタイムズ紙にこう語る。
「彼は驚くべき集中力と人とは違う思考回路の持ち主です。彼にはどこかとても揺るぎない断固としたところがあって、彼が決心したら必ずそれは起きるでしょう」
「だから彼が火星に行くことを話していたら、彼にはチャンスがあると信じています」
ジェニファーさんは、マスク氏との写真や記念品の数々をオークションに出品し、9月14日に計16万5000ドル(約2360万円)で落札され話題となっていた。だがテスラ社CEOであり2022年版の『フォーブス』で世界長者番付1位となった大富豪マスク氏とのロマンスを誰も信じてくれないのだと続けて語る。
「『昔私は彼と付き合っていたの』と時々言うと、彼が有名でお金持ちになればなるほど私が馬鹿みたいに見えるんです。誰も信じてくれませんし、同じ立場だったら私だってきっと信じないでしょうね。本当に奇妙なことでした」
またジェニファーさんは、マスク氏はパートナーよりはサポートしてくれる人を求めていたため、交際はいずれにせよ長続きしなかっただろうと考えているという。
「長くは続かなかっただろうと思います。イーロンは、パートナーよりはサポートしてくれる人を求めていたんです。そういうタイプの男性たちが昔は私のタイプだったけど、学んだんです。イーロンを責めているわけじゃありません。世界を変革しもう一つの天体の開拓者となろうと努力をしている人は、多分全ての面で一番でなければならないでしょうから。でも私はオープンに自分の弱みをさらしてそれを共有できる人を求めている。イーロンは、そんなことは無理だと思います」
そんなジェニファーさんは、子供がいないことにはポジティブであり、既に10人の子供がいる同氏の大家族を作りたいという欲求を満たしたくはなかったとして「イーロンと結婚していたら子供がいたと思いますが、それが私の進むべき道であったかはわかりません」と続けている。