怪談〝丸パクリ〟疑惑の芸人・キック 現状説明し謝罪も「困惑」訴える 当該番組は降板決定

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
キック
キック

 著作権侵害騒動の渦中にあるお笑いタレント・キックが21日、自身の公式ブログを更新。騒動について謝罪した上で、困惑もあらわにした。

 キックはブログで、騒動について「ただいま双方代理人を立て話し合いをしているので、詳しいコメントは控えさせていただきたいと思いますが、端的に申し上げますと今回、作家さんから『私の話』を承諾なくしたのだから著作権侵害にあたるとのご指摘を受けております」と説明。私としては著作権侵害にあたるのであれば、直ちに謝罪し、誠実に対応する必要があると考えております」とした。

 一方で「弁護士さんが言うには、著作権は話を創作した人に発生するとのことなのですが、今回の件で私がお話した話は、作家さん自身も人から聞いた話とのことであり、どの部分に作家さんの著作権があるか私には分からず、しかも、作家さんからも著作権侵害との指摘はあるものの、どの部分に作家さんの著作権があるかを明確にしていただけておりません。このため、私としても困惑しており、どのように対応していいか分からない状態にあるため、現在、私の代理人から作家さんの代理人に対し、この点の事実関係について確認させていただいております」とも記した。

 キックはCSのバラエティー番組「超ムーの世界R」で、作家の小原猛氏の怪談話を、許可なく話したとして小原氏から「正式に訴えることにしました」と通告されていた。キックはこの日、自身のツイッターも更新し「今回の件を受けまして超ムーの世界Rを降板させて頂きました。人から聞いた話や本など学んだ叩きのネタがあるうえで語るネタを組み立ていたこともあり、今のライツへの感覚で活動していたらもっと大きな事故を起こしていたかもしれず、今回ご指摘頂いたことに大変意味があることと思っております」と番組を降板することも発表し、謝罪した。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース