チョークアーティスト・松下萌子が個展開催 「ボーダーレス」テーマに蒼井そら、馬爪エブリンら描く

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
個展を開催した松下萌子
個展を開催した松下萌子

 タレントでチョークアーティストの松下萌子が、16日に東京・代官山のギャラリー「Gallery roarguns Daikanyama」で、チョークアートの個展「Moeco exhibition 2022『BORDERless』」の初日を迎えた(26日まで)。

 今年4月以来の個展で、「ボーダーレス」をテーマに、性別や出自、国籍、職業から生まれるさまざまな「ボーダー」から自由になって生きている人々をテーマに作画。モデルには、自身の友人である元セクシー女優でタレントの蒼井そらを初め、ダンサーでストリッパーのみおり舞、東京五輪の女子バスケットボール日本代表で銀メダリストの馬爪エブリン、歌手の上木彩矢らを起用し、11点のチョークアートを約3カ月で描き下ろした。

 松下は「BORDERless」というタイトルについて「ずっとやりたかったテーマ。『らしく生きてる』人たちにスポットを当てて、男とか女とか、いろんなものにこだわらない作品を描きたいと思いました」と説明。「『マイノリティー』という目線もあるかもしれないですけど、ちゃんと前向いて生きてる人たち。日本だけでなく世界中で重要なテーマだと思うし、私も国境を越えて〝ボーダーレス〟な活動をしたいので、今回をその第一歩にしたいです」と意気込んだ。来年にはロンドンで個展を行う予定も進んでいるという。

 モデルを務めた蒼井は、開催初日に来場し「芸歴20年ですが、絵を描いてもらったのは初めての経験でした。出来上がった作品を見て、写真以上に綺麗に仕上がっていて、まつ毛や髪の毛の1本1本のディティールもすごいし、絵の中から息遣いが聞こえるんじゃないかと思うほど生き生きしてる感じがして、想像以上に私でした」と感嘆。「元AV女優ということで、偏見の目で見られる事はまだまだありますが、性別や人種、職業など関係のないボーダーレスをテーマにした今回の個展に参加出来たことを、本当に光栄に思います」と語った。

 松下は1997年に「第7回全日本国民的美少女コンテスト」マルチメディア賞を受賞。同期には上戸彩、橋本マナミらがいる。13年ごろからチョークアートにも挑戦。20年10月には絵画のオークション「第40回SBIアートオークションダッシュモダン&コンテンポラリーアートセール」に出品された作品が400万円という高額で落札された。

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