声優の田中真弓(67)が1日、都内でアニメ映画「ONE PIECE FILM RED」(谷口悟朗監督)大ヒット御礼舞台あいさつに出席。公開から26日間で動員数860万人、興行収入120億円を突破したことが発表され、〝自身2度目の還暦〟と掛けた感想を語った。
公開20日目となる8月25日には、大台となる興行収入100億円を突破。22年公開作品の中で最速だった。ルフィ役の田中は「会う人から『おめでとう!おめでとう!』っていわれるんです。還暦の時にもすごくいってもらってたので、120歳になったような、2度目の還暦を迎えたみたいです。本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます」と喜んだ。
司会に「〝120〟という数字も(今回の発表と)一致していますね」といわれると「ほんとだ!120歳を向かえました」と一礼後、「野沢雅子か!」といきなりセルフツッコミ。同作でDr.くれは役を演じる野沢に言及し、「野沢さんは120まで生きるっていっています」と説明した。
第4弾の入場者プレゼント「『ONE PIECE』コミックス-巻四十億〝RED〟-アンコール」の情報も解禁。22年オープニング作品週末土日2日間動員・興行収入NO.1を記録した大ヒットで、即配布終了となった第1弾入場者プレゼントが原作者・尾田栄一郎氏の描き下ろしの新カバーで再登場。全国200万部限定で17日から配布される。
田中は周囲の人から「特典をもらえなかったって文句をいわれました」と当時の反響の大きさを回顧。自身も「すいてから行こう」と、公開3週間後に劇場に足を運んだが「満員」とうれしい誤算だった。会場で誰にも気付かれない中、呼び止められ正体を聞かれるのを期待したが「道を聞かれただけでした」と会場を笑わせた。