【漫画】4コマ1000本ノック挑戦中の漫画家!何度でも読みたくなる“クセになる笑い”を生み出す秘訣とは

橋本 未来 橋本 未来

 ミサイルと間違えて花火を撃ち込んでしまうギャグ漫画王道のオチをはじめ、ロマンチックなモノからお色気路線まで、さまざまな角度からクセになる笑いを生み出す4コマ漫画家の津夏なつなさん(@tunatu727)。会社員として働く傍らで、趣味として漫画を描き始め、今ではTwitterで“4コマ1000本ノック”と題し、ほぼ毎日18時には新作を投稿し、徐々にファンが拡大している。

 

 今回は、そんな津夏さんにメールで取材を行い、毎日にように4コマ作品を生み出す秘訣と共に、Twitterで話題となった作品も紹介する。

4コマ漫画には、濃密な作品が多い

 子どもの頃からギャグ漫画が大好きだったという津夏さん。お気に入りは、浜岡賢次の『浦安鉄筋家族』や、古谷実の『行け!稲中卓球部』だったという。「なかでも、一番影響を受けたのが、うすた京介さんの『ピューと吹く!ジャガー』です」といい、その影響からギャグ路線の漫画を描くようになったと話す。

 

 “4コマ1000本ノック”と題し、毎日のように投稿されるこれらの作品はどのような工夫の中で生まれているのか。「仕事中にふと思いつくこともありますが、自分でお題を決めてそのお題に沿ってネタを考えることもあります。また、他の方が描いている作品を読んで、『自分ならこのテーマでどうオチをつけるかな?』なんて考えたりすることもあります。他の方の作品を読むのはとてもいい刺激になっていますね」という津夏さん。無意識のうちにネタを考える思考に整えておくことが、4コマを量産する秘訣ということだろう。

 

 また、4コマというスタイルにこだわる理由については、次のように理由を教えてくれた。「さっと読める4コマ漫画は、SNSと相性がいいと思っています。4コマ漫画ってその中に起承転結が詰め込まれているため、濃密な作品が多くて、それゆえに続けて何本も読むと疲れちゃうんですよね(笑)。一日一本、決まった時間にタイムラインに流れていたら、読んでくれる人も読みやすいのかな思いますので、このスタイルがちょうどいいと思って続けています」。今後の活動については、「今よりもっと面白く、たくさんの人に読んでもらえる作品を描きたい」という。本数を重ねるごとに、笑いの濃度がどんどん増していく津夏さんの4コマが、1000本目にどのような<笑い>を生み出すのか。楽しみでならない!

◆◆津夏なつなさん情報
 
▶Twitter /
https://onl.sc/dukjC5y
 
▶4コマ1000本ノックのまとめサイト /
http://tunatu727.com

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