米国のシンガーソングライター、ノア・サイラス(22)が両親の離婚にインスパイアされた曲をリリースした。カントリー歌手ビリー・レイ・サイラス(61)とティッシュ(55)は2022年4月に離婚。娘のノアが、米ロックバンド、デス・キャブ・フォー・キューティーのベンジャミン・ギバードを迎え作った新曲『エヴリ・ビギニング・エンズ』が現在ストリーム配信中だ。
新曲の制作についてノアはETOnlineにこう語る。「非現実的な経験だった。大ファンだったから彼(ベンジャミン)と一室にいるだけでかなり気が重くて、でも一緒に仕事となったらとても自然にうまく行った。過去の人間関係、失敗した関係、それぞれの両親との関係、永遠に続く関係について話し合ったの」
「彼が自分の父親の格言について話してくれた。『毎日起きて誰かを愛することを選ばなくてはならない』って。そこから、この会話のような曲、関係の黄昏について、何かが終わったと認めたくない未練がましさについての歌が生まれた」
マイリー・サイラス(29)の妹としても知られるノア。新曲について、「多くの意味で共感しているわ。私自身だけでなく両親との関係も含めてね。この曲を作ることでより理解が深まったわ」と続けた。
1993年に結婚したビリーとティッシュは2010年にはビリーが離婚申請。2013年にはティッシュが離婚申請、3度目となった2022年4月の離婚申請後、「自分たちはこれからも家族であり続ける」「別れるという決断は重いものだった」と発表していた。