東京のせんべろ立ち飲み代表格「晩杯屋」が関西進出 大阪・十三に初出店 瓶ホッピーも!

杉田 康人 杉田 康人
関西初出店となる「立呑み 晩杯屋十三店」
関西初出店となる「立呑み 晩杯屋十三店」

 「丸亀製麺」などで知られるトリドールホールディングス(HD、東京都渋谷区)は30日、グループ傘下のアクティブソースが都内を中心に38店舗展開する立ち飲み居酒屋チェーン「立ち呑み 晩杯屋(ばんぱいや)」の関西初出店となる「立ち呑み 晩杯屋十三(じゅうそう)店」を31日にグランドオープンすると発表した。

 晩杯屋は2009年、東京・武蔵小山にオープン。〝いつでもどこでも、ひとりで気軽に呑める店〟をコンセプトに、積極的に出店を進めている。兵庫県で産声を上げたトリドールHDは、晩杯屋の関西進出をうかがっていた。大阪・十三の飲食店街、通称「しょんべん横丁」を関西1号店の場所に選んだ。

 関西でのなじみは薄いが、東京では「せんべろ」居酒屋の代表格。料理は90円、ドリンクは250円からだが、市場から直接仕入れる魚介を低価格で出すなど高いコスパが人気だ。十三店では、大阪市の中央卸売市場から魚介を仕入れる。

 ホッピーやハイサワー、バイスといった飲み物を、関東地区と同じリターナル瓶で提供するという。関西ではホッピーを提供する店舗が圧倒的に少なく、桜の花マークの瓶はほぼ見かけることがないため、大阪のホッピーファンにも朗報だ。

 トリドールHDの広報担当者は「関東から出張する人も利用していただければ。十三を皮切りに、都内と同じように出店を加速していきたい」と話し、10月中旬に大阪駅前第3ビル、11月初旬に天王寺への出店を予定していることを明かした。

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