『ダークナイト ライジング』や『ヴェノム』シリーズで知られる俳優のトム・ハーディ(44)が、20日にイギリスのウルバーハンプトンで開催されたREORGオープン柔術選手権で優勝。2つの金メダルを手にした。
2011年作『ウォーリアー』のために総合格闘技(MMA)のトレーニングをして以来、格闘技やマーシャルアーツの大ファンとなったトム。今回のトーナメントは、トムが以前から支援してきた、重度の負傷や心的外傷後ストレス障害(PTSD)を負った兵士や、事故などの現場に最初に到着する緊急対応要員であるファーストレスポンダーだった人々に、ブラジリアン柔術を教えるチャリティ団体REORGにより開催された。
同イベントでトムは、自身がタイトルロールを演じるスーパーヒーロー「ヴェノム」のファンだという6歳の男の子に会い、一緒に写真も撮影したという。
地元に住むカーラ・フロストさんは、息子オリーくんとトムの出会いについてExpressandstar.comにこう話している。
「REORGの素敵な女性が、私達が大丈夫かどうか気遣ってくれていたのです。すると、この素敵な男性(トム)が会場の向こう側からこちらに歩いてきました」
「彼は、本能的に私の息子を抱き上げ、抱きしめてくれて、息子にとって今年最高の出来事となったんです。トムはとても優しく、思いやりのある人です。非現実的でしたよ!私の息子は、この人がどれほど才能があり素晴らしいかということを聞きながら育ちました。彼は『ヴェノム』が大好きですから、彼はこのことをいつも思い出すでしょう」