人気バンド、ニュー・ファウンド・グローリーのチャド・ギルバート(41)が、脊髄腫瘍の手術を無事終えた。昨年に肝臓の半分、胆のう、副腎ひとつを切除し、今年1月にがん克服を宣言。その後、腫瘍の大部分を取り除く手術を受けていたことを発表していた。現在は脊柱に極小の腫瘍を残すのみで、今後は放射線治療に進む予定となっている。
インスタグラムにチャドはこう綴っている。「昨日の午後、手術から帰還!すべてはうまく行った」「ほぼ全てが除去され、骨の中の微小な腫瘍のみ。検査の結果が出たら、必要な治療が何であれ、それでとどめさ。もう寄せ付けないし、完全に消すことさえ可能になる」「褐色細胞腫と傍神経節腫は非常に稀な腫瘍で、その取扱いには戦略的プロセスを取るんだ。けど今のところ全ては順調で、うまく行っているよ!」
また、手術によって〝ロボット〟になったと自嘲し、「手術前に出会った2人の看護師はNFG(ニュー・ファウンド・グローリー)の大ファンだった。彼らの慈悲と愛で僕は1人きりとは感じなかった。僕の背中には2本の棒と5本のネジが入っていて。肋骨は1本少ない。けどかつてないほど自分は強くなった。ロボ・チャドが頑張っている!」と続けた。
強い背中の痛みを覚えてNFGの米ツアー参加をキャンセルし、「残念なことに新たに褐色細胞腫の腫瘍が僕の背骨の12番目の椎骨に見つかり神経を圧迫している」と話していた。一方、同バンドは9月7日から米各地でのフェスティバルでヘッドライナーとして登場することを発表している。