世界で最も性能の高い望遠鏡が、「宇宙人捕獲」に動いている。現在、ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が地球から240兆マイル(約390兆キロメートル)離れている岩に覆われた惑星を観測中。トラピスト1系にある7つの惑星では水が液体として存在できる温度であるため、生命存在の可能性があるとされている。
同望遠鏡の主任研究者であるルネ・ドヨン氏はこう話す。「岩石惑星を私たちは未だに詳しくは調査していません。今岩石のシステム、トラピスト1が見つかり、ウェッブの科学機器4台が調査、最初の偵察を行い、『これらの惑星には大気があるのか』ということに関し調べます」「その構成について研究します。住むことが可能かもしれない惑星について理解を深める絶好の機会です」
その望遠鏡は太陽系を超えた惑星の詳細なデータを研究者らに送信。生命維持が可能あるいは、可能だった過去を持つ惑星について見識を深める機会となるようだ。