14日の「TBS「ひるおび!」では、安倍晋三元首相が率いていた自民党最大派閥・安倍派(清和政策研究会、93人)に関して、「会長の後継見当たらず」として、「集団指導体制」となることの見方が広がっていると伝えた。
TBSスペシャルコメンテーターの星浩氏が、ナンバー2不在と指摘し、「政治の権力の争いですからなかなか数人でやりましょうとはいかない」と、多数派工作などを警戒して疑心暗鬼になるなど、長期的安定は難しいと分析した。
番組では、下村博文氏、萩生田光一氏、西村康稔氏、世耕弘成氏、松野博一氏、塩谷立氏、高木毅氏の7人を中心に名前が報じられているとした。
ネット上でも「集団指導体制」が話題となっており、「鎌倉殿みたいになってきたな」「安倍派は大河ドラマみたいになるのか」「リアル鎌倉殿の13人」との指摘が相次いでいる。
NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」は、ちょうど次回から源頼朝他界後の御家人13人による合議制に突入し、壮絶な暗黒闘争が開幕する。
「安倍派の集団指導体制ってまんま鎌倉殿」「7人でバトルロイヤル」「合議制的な陰謀と権力闘争の場」「安倍派が 鎌倉殿の13人のように これから先の展望が不安しか見えない」との投稿も続いている。