ミュージシャンのカニエ・ウェスト(45)がレンタルした衣装を返さなかったとして訴えられた。スタイリストのデヴィッド・カサヴァント(31)は2020年3月に、アイテム49点をカニエに貸し出すも、その中のレアアイテム13点が返却されていないとして訴訟を起こした。
デヴィッド・カサヴァント・アーカイブは、カニエはアイテム36点は無事返却したものの、20年の10月に残り13点の毎月の貸出料の支払いをストップしたと主張。TMZが入手した裁判書類によるとデヴィッドはカニエに対しレンタル料金22万1000ドル(約3040万円)、及び紛失したアイテムの料金19万5000ドル(約2680万円)を求めている。
14年から仕事を共にしている2人だが、アイテム49点の請求書の中には、ヘルムート・ラングのブルーのデニムジャケット、グッチのボンバー・ジャケット、ドルチェ&ガッバーナのブラックメッシュのタンクトップなどが並んでいる。
ここ数カ月公の場から姿をくらませていたイェことカニエだが、2週間前のBETアワードでプレゼンターを担当。生涯功労賞をディディことショーン・コムズに贈る際こうスピーチしていた。
「どうやって俺たちはレジェンドに栄誉を授けるのか?」
「どう感謝するんだ?インスピレーションだけでどこまでいけるのか、そのサンプルをどう刻んだのかを考えてみて欲しい」
「彼は俺のお気に入りのアーティストなんだ」
「俺の言ってることがわかるかい?好きなアーティストっていうのは、具体的には、制作、服装、すべてだよ。当時はヒップホップには多くのルールがあった。そして、彼はそれらすべてを壊し、すべてのドアを破って、俺たちの多くが未だしない方法で契約や金を理解したんだ」
そしてパフ・ダディことディディについて、2014年にキム・カーダシアンと結婚を選んだ理由だと冗談を飛ばしてもいた。「彼は俺のとても多くの選択、人生の選択、妻の選択のインスピレーションを与えてくれる」「そして俺たちは今ここにいる。ありがとうパフ」