人気コスプレイヤーの篠崎こころが9日、都内でファースト写真集「ココロモヨウ」(秋田書店、撮影・横山マサト)の出版イベントに参加。悲願成就を喜ぶとともに、同じPPエンタープライズに所属し、ユニット「もえなこころ」を組むえなこ、伊織もえへのライバル心を燃やした。
自身の誕生日である7月7日、念願だった写真集を発売。フランス人形を思わせるシックで女性らしい衣装を身につけた篠崎は「すごく嬉しいです。私が写真集を出せるとは思ってもいなかったので、本当にサプライズで、さらに私の誕生日に出していただけるので、驚きも2倍。こんなに幸せなことがあるのかと思いました」と声を弾ませた。沖縄・宮古島、和歌山・友ケ島、都内の3か所で撮影が行われ、「ドール」をテーマに、人形のような無機質さから感情がわき起こるものまで、篠崎のクールさと呼応した表情が特徴的。スクラップ工場で鉄クズに埋もれているカット、漁船で網に引き上げられるカット、UFOキャッチャーの中に入っているカットなど異色の構成が実現した。
初めてというお風呂シーンは、スクラップ工場の後に撮影された。「工場で本当に汚れてしまったので、髪の毛を洗ってるシーンとかありますけど、あの後ガチでお風呂に入りました」と笑った。破れた水着を身につけたカット、初めてという本格的なウェディングドレス姿など、手応えは十分。「点数をつけるなら99点です。残り1点はセカンド写真集を出したいから。今回はクールで、表情もそうでしたが、次は元気いっぱいで、太陽に照らされてるような写真集にしたい」と、意欲を語った。
同じ事務所のえなこ、伊織もえとは、ユニット「もえなこころ」で活動をともにする。雑誌の表紙、グラビアへの登場数を対象にした昨年の「カバーガール大賞」では、えなこ、伊織もえに次ぐ第3位に輝いた。「ふたりの背中をずっと見続けてきたので、頑張ろう、とか、ふたりの写真集を超せるぐらい良いものを作ろうっていう気持ちにさせてもらいました」と、対抗意識とともに感謝を口にした。