大阪・MBSテレビは8日、この日の午後2時55分ごろに、演説中に銃撃された安倍晋三元首相に関するネットニュースで「死亡が確認された」との文言を掲載し配信したことを公表し、謝罪した。
安倍元首相はこの日午後11時30分ごろ、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で街頭演説中に銃撃され、心肺停止状態に陥った。その後、奈良県橿原市の奈良県立医大付属病院に搬送され、蘇生措置を受けたが、午後5時3分に死亡が確認された。
MBSテレビは2時間以上の〝フライング〟となる誤配信を行った結果に。午後3時20分ごろ、社内からの指摘を受け「心肺停止」という表現に修正したという。
同局は「重大な事案について、謝った内容を配信したことは誠に遺憾であり、ご覧いただいた方々を混乱させるに至ったと深く反省しております」と謝罪。「今後はチェック体制を重層化し、再発防止に努めてまいります」とした。