競馬のG1・第72回安田記念が5日、東京競馬場で行われ、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品が本命に挙げていた4番人気のソングライン(4牝)が勝利。今年のG1レースで本命に挙げた馬が全敗していた〝粗品の呪い〟が、ついに解けた。
レースは道中後方に控えたソングラインが直線で末脚を爆発させて勝利した。粗品は4日に自身のYouTubeチャンネルでソングラインを本命に指名。これまでの3連単ではなく馬連で相手を5頭に絞ったが、そのうちのシュネルマイスターが2着で見事的中した。
3着のサリオスは抜けたが、指名したセリフォスが4着、ファインルージュが5着と、もう少しで〝完全的中〟という鮮やかな予想だった。粗品は4日に掲載した動画では「馬券は買いません」と宣言していたが、そんな時に限っての華麗な的中劇となってしまった。
粗品は「生涯収支マイナス1億円君」として、自身のYouTubeチャンネルで毎週、G1レースの予想を公開。だが今年はこれまで10レースで、1頭が3着、1頭が4着に入った以外は掲示板にも載らない惨憺たる結果。うち1番人気も3回、馬券外に〝飛ばし〟ていたため、ネット上では「粗品の呪い」として注目されていた。