ロンドン五輪では英国代表でスーパーヘビー級金メダルを獲得した、プロボクサーのアンソニー・ジョシュア(32)が、電動スクーターのレースに乗り出す。ヘビー級ボクシング世界王座に2度輝いたアンソニーは、次回のeSCチャンピオンシップ(世界各地の主要都市で開催される世界タイトルを争う電動キックボードeSkooterライダーによるレース選手権)に向けて、自身のチームを立ち上げるそうだ。
ザ・サン紙によると、ジョシュアのエントリー・チーム名は「258 RACING」で、ジョシュアのマネージメント会社258 MGTが運営し、今大会の10チームの一つとして、3人のライダーを走らせる予定だ。
同シリーズの出場ライダーには、元チームGB(オリンピックのイギリス選手団)のスピードスケート選手エリーズ・クリスティ、BMX世界選手権の銅メダリストのトレ・ホワイト、オリンピックのスノーボーディング銅メダリストのビリー・モーガンなどがいる。
5月14日にロンドンのクラブ「プリントワークス・ロンドン」で開催される開幕戦は、eSCのスポーツとエンターテイメントのフォーマットを紹介する最初のイベントとなり、授与式後のエンターテインメントにはラッパーのレディ・レイーシャが登場する。
ジョシュアはこう語っている。「ビジネス、今回は新しいスポーツだけど、それに挑戦するのが本当に楽しいんだ」「僕はファンだし、大会の発展を期待しているよ」「少しチームに魔法をかけ、選手権の可能性を広げる手助けをしたいと思っているんだ」「レースで会えるのが楽しみだな」