反ワクチン団体自称リーダーの元俳優を逮捕 父は俳優・岡崎二朗 過去にも殺人未遂で逮捕歴

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
写真はイメージです(golibtolibov/stock.adobe.com)
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 警視庁公安部は20日、反ワクチン団体「神真都(やまと)Q」のリーダーを自称している元俳優の岡本一兵衛こと倉岡宏行容疑者を建造物侵入の疑いで逮捕した。

 捜査関係者によると、倉岡容疑者は今月7日、小児への新型コロナウイルスのワクチン接種に抗議するため、東京都渋谷区のクリニックに侵入した。同日には、同団体メンバーとみられる男女4人が現行犯逮捕されていた。

 倉岡容疑者は俳優・岡崎二朗の息子で、かつては「岡崎礼」の芸名で俳優として活動。Vシネマを中心に出演していた。2007年には所属していた東京・西麻布の映画企画制作会社事務所で、同社役員でプロデューサーの男性を刃物で刺し殺人未遂容疑で逮捕されていた。

 父の岡崎はよろず~ニュースの取材に、事務所を通じて「父親として、非常に申し訳ない。日本国内に住んでいる以上、日本の法律を順守するのが義務。ご迷惑を掛けた方がいらっしゃるのなら、謝罪をするなり、謝罪的な制裁を受けるのが当然と感じております」とコメントした。事務所関係者によると、岡崎は最近は倉岡容疑者とほとんど交流がなかったという。

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