盛岡の地震伝えたNHK佐々木芳史アナ シャツの襟乱れても必死!ネットは称賛

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NHK放送センター
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 18日、午後11時25分ごろ、岩手県で最大震度5強を観測する地震が発生した。震源地は岩手県沖で津波の心配はないとされている。

 地震発生直後、NHKは「時事公論」の放送中に速報。その後の午後11時半からのニュースでは、盛岡放送局から佐々木芳史アナウンサーが速報を伝えた。

 佐々木アナは「わたしは2階のアパートの自宅の1階にいました。緊急地震速報が発生した後、局に来たんですが、大きな揺れ、信号の点滅が消えている、そういったことはありませんでした」と状況を伝えた。さらに「ただ、盛岡市にある盛岡放送局では10秒ほど横揺れがありましたが、棚から物が落ちることはありませんでした。岩手県では震度5強を野田村で観測しています」と説明した。

 冷静な対応に努めた佐々木アナだったが、シャツの右襟は内側に折れており、前髪はぬれたままだった。地震発生から9分で自宅から駆けつけての速報とあって、バタバタだったことは推測できる。ネットでは「盛岡の人のおかげでNHKのすごさがわかった」「自宅から走って9分で伝える…すごすぎる」と称賛の声があふれた。

 佐々木アナは「この3月に起きた地震です。不安な方、多くいらっしゃるかと思います。まずは、ゆっくりと深呼吸をしてください。大きく息を吸って吐いてを繰り返してください」と呼びかけた。「暗い時間に起きた地震です。棚から落ちたものでけがをするかもしれません。ゆっくりと落ち着いて行動してください」と努めて優しい口調で注意を促した。これには「シャツの襟も乱れるほど急いで出社してきて視聴者へ優しく語りかける姿に何だか胸を打たれました」と感謝の声もあった。

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