米女優のレネー・ゼルウィガー(52)は、補綴(ほてつ)を付けて殺人犯パム・ハップに扮した自分の姿を最初に見たとき「驚いた」と明かした。2016年に起きたルイ・ガンペンバーガー殺害事件の実話を基にしたNBCの犯罪ドラマ『ザ・シング・アバウト・パム』で、殺人犯(現在終身刑を服役中)に変身。視聴者のために可能な限り本人に似せようとしたそうだ。
ハップに変わった自分の姿を初めて見た時の事をレネーは『エンターテイメント・トゥナイト』にこう語っている。「驚き、だった。実現出来る事ってあるかもしれないけど、まさかあんなにすごいとは思ってなかった」「パム・ハップは良く知られている人物なだけに、特にこの物語を語る上で、出来るだけ正確で忠実に似せ、近づける事がとても重要だった」「どんな人なのか、どんな風だったのかを人々が投影し、良く理解出来るようにね」
同シリーズは、常に暑く湿度の高いニューオリンズで主に撮影されたそうで、レネーはそのメイク中の工程に驚愕したという。「暑かった、本当に暑かった。でも、見ていてすごいと思ったわ」「(メイクアップアーティストの)アリアンはこうやって、毎日塗っているのよ。そばかすの1つ1つに至るまで手作業で塗装して。彼の正確さには驚いたわ。それを毎日見てるのも冒険のうちの一部ね」
一方、ハップに変身するまでに撮影当初は4時間かかっていたものの、終盤には半分しかかからなくなったそうで、レネーはE!ニュースに 「最初は4時間くらいだったんだけど、だんだん2時間くらいに短縮できるようになった」「ほっぺも鼻も全部みんなそれぞれが協力してくれればね。それでもやっぱり2時間くらいはかかったわ」と語った。