王室離脱王子がめい想の勧め 有名女子テニス選手が〝コーチ〟

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ヘンリー王子
ヘンリー王子

 ヘンリー王子は、毎日のめい想が欠かせないという。メンタルヘルスのプラットフォーム「BetterUp」のライブ配信に参加したヘンリー王子は3日、妻メーガン妃ともども親しい友人である女子プロテニス選手、セリーナ・ウィリアムズらと対談。仕事から離れ自分自身と向き合う時間の重要性を説いた。

 同プラットフォームのチーフ・インパクト・オフィサーも務めるヘンリー王子は、今回自分自身を意識的に振り返るヴァーチャルイベント「インナーワーク・デイ」を通して、1人の時間を必ず取るよう心掛けているとして「毎朝、30分から45分自分の時間を取っている。子どもの1人(アーチー君)が学校に行き、もう一人(リリベットちゃん)が寝ている時にね。僕たちのスケジュールの中にある休憩時間を使うんだ。ワークアウト、犬の散歩、外に出たり、めい想などをやる。セリーナと同様に僕も毎日めい想をする必要があるから」と語った。

 また「人々の前に出なくてはいけない場合、セルフケアは横に追いやられるものだ」とヘンリー王子。そこにセリーナは「冗談ばかり言う私だけど、ヘンリーは私のコーチの一人。会うたびに私の問題を解決してくれるの」と続けた。

 そして、セリーナの言葉にヘンリー王子は「それはどうかな。解決しているのは君自身だ。誰かに考えや気持ち、内心の思いを明かす能力を持っているということだよ。自分の人生を異なる視点から見る、相手がどう感じるかを気にせず、物事を明確に見るよう励ましてくれる友人を持つことが大事だ。僕は(人生を)何も整理していない。セリーナも。整理できる人なんていない。人生とは発見だ。自分に常に反対してくる、好きになれない事を見つけるというね」と返した。

 そして、人生に起こった嫌な事は、自分をより強くさせるための教訓であるとして、「20、30、40代、更に50代でも、自分が納得したと思った矢先に悪いことが起こる。そこに教えがある。その宇宙の真理から僕は学習している。自分が学ばなければいけないことがある。次に何か起きた時に、より柔軟に、周りの状況を見る目を持ち、究極のゴールを達成するためにね」と話してもいた。

 同プラットフォームのアプリケーションは月額494.53ドル(約5万7000円)と高額ながら、以前王子がプレジデントを務めていた英チャリティ団体「クイーンズコモンウェルス・トラスト」は若い指導者たち1000人に無料のメンバーシップを提供している。

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