人気俳優 隔離中に新型コロナで父が他界 ドラマ撮影のため会えず「残酷な時期だった」

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ジェイミー・ドーナン
ジェイミー・ドーナン

 北アイルランド出身の人気俳優ジェイミー・ドーナン(39)が、自身がオーストラリアで隔離生活を送っている期間に、ベルファストに住む父親が新型コロナウイルス感染症で死去したことに対する無力感を語った。

 ドラマ「ツーリスト」の撮影に向けて隔離生活中だったジェイミー。残り4日という時に、父・ジムさん(73)が膝の手術を受けていた病院で新型コロナウイルスに感染し、他界したとの知らせを受けたという。

 隔離制限のため、故郷へ帰って家族と共に葬儀に出席することができなかったジェイミーは、2021年を「残酷な」年と呼び、「様々な理由で多くの人々にとって残酷な時期だった。僕らは皆、ただそれを乗り超えて、反対側へ出ていこうとしているんだ。頭がまともであることを願っているよ」とザ・サン紙に語っている。16歳の時には、母親のローナさんをすい臓がんで亡くしており「僕は人生の初期から現在に至るまで、多くの苦痛と喪失感にさらされてきたんだ」と続けた。

 妻の女優アメリア・ワーナー(39)との間には、ダルシーちゃん(8)、エルヴァちゃん(5)、アルバータちゃん(2)の3姉妹がいる。仕事のために家族と離れて過ごすことを強いられるのが嫌だとして、こう語っている。

 「家族の利益、働いて養うために、頻繁に離れているのがどういうことか、僕は本当に理解していると思う。父親になってからの一歩一歩は彼らのためにあるんだ。本当に気にしているのはそれだけさ。元気な女の子が3人いて僕はとても幸せだよ」と現在の生活には満足している。

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