衆院選出馬の在日ユーチューバー、15カ所で選挙ポスター破損被害に激怒 公約の「朝鮮統一」意義を強調

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
ポスターの被害状況を確認するはしもとまごみ候補
ポスターの被害状況を確認するはしもとまごみ候補

 31日に投開票が行われる第49回衆議院議員選挙に、東京13区から無所属で出馬しているユーチューバーのはしもとまごみ候補が、自身の選挙ポスターが15カ所で何者かに破かれたり、傷つけられたりしているとして、被害届を提出したことを明かした。

 はしもと氏は父が日本人で母が朝鮮出身。「在日の社会から南北を動かし、朝鮮半島統一を実現させたい」と出馬を決意し、選挙ポスターには「38度線をぶっ壊せ」とのキャッチフレーズが書かれている。23日には1カ所で最初の被害が確認され、同日中に千住警察に被害届を出しており、本日判明分を加え、被害は計16件となる。

 はしもと候補はよろず~ニュースにコメントを寄せ、「選挙運動の自由を暴力で脅かす行為であり、断じて許すことができません。脅しや嫌がらせに屈することなく、これからも選挙戦を戦い抜く覚悟を新たにしております」と怒りを露わに。「ネット等では私の掲げる『在日から日本、韓国、北朝鮮に働きかけ、朝鮮半島の統一を実現する』という政策に、『日本の政治家の政策ではないだろう』との批判が多く集まっていると承知しております。しかし、朝鮮半島の統一は日本の安全保障に直結しますし、東アジアの安定は一帯の発展、閉塞した日本経済の打開にもつながることなのです」と、自身への批判に反論した。

 さらに「以前にも述べましたが、言いたいことや疑問があれば、直接話に来ていただきたいです。私は膝を突き合わせて時間の限りお話させていただきますから。選挙戦は終盤を迎えておりますが、自分の足で選挙区を歩ける限り回り、一人でも多くの方にお話させていただき、ご意見も賜れればと考えております。何卒よろしくお願いいたします」と、批判と真っ向から闘うことを宣言した。

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