沢の鶴、菊正宗、松竹梅など 究極の「日本酒ネイル」が話題 ネイル愛&日本酒愛あってこその作品

中将 タカノリ 中将 タカノリ

沢の鶴、菊正宗、松竹梅…

さまざまな日本酒のラベルを描いた「日本酒ネイル」が大きな注目を集めている。このネイルの主は「日本酒を可愛く」をコンセプトに情報発信しているみちゅさん(@michu_osakegirl)。

「これ最高傑作では...!?
指先から溢れる日本酒圧がすごい!笑

仕上げをマットな質感にしたら、
昭和レトロっぽさが増して渋い&可愛いです。

日本酒ネイル可愛すぎるよぅぅ。
これからもずっと日本酒を愛していくぞ...」

その見事な再現度とあふれるみちゅさんの日本酒愛に、SNSユーザー達からは

「これは飲みに誘っても断られなさそうです。」

「これ凄いですね!男だけどこういうのやってみたいと思いました」

「見覚えのある大衆ラベルがずらりですね
レトロ感めんこいです」

など数々の称賛のコメントが寄せられている。

みちゅさんにお話を聞いた。

中将タカノリ(以下「中将」):このネイルをしてみようと思われたきっかけをお聞かせください。

みちゅ:Instagramでネイリストのアンリッホさん(@anri6624)が「なんでも好きなものをネイルにします!」という発信をしているのを見ました。職業柄ネイルが出来なかったのですが、仕事を辞めたのをきっかけに人生初ネイルに挑戦しました。そして「せっかくなら大好きな日本酒ラベルをネイルにしたらすごく可愛いかも!?」と思ったのがきっかけです。

過去5回日本酒ネイルをやっていく中で、Twitterのフォロワー様から「大手メーカー縛りでもやってほしい!」とリクエストをいただき、今回は「大手メーカー縛り」をテーマにしました。

中将:今回のネイルへのこだわりをお聞かせください。

みちゅ:こだわりは誰もがきっと見たことのあるもの、スーパーやコンビニでも見かける銘柄のラベルにしたことです。そして一つだけわたしの地元である静岡・花の舞酒造さんを入れました。仕上げの質感をマットにすることで、昭和レトロ感をより表現しました。

中将:苦労したことはありませんでしたか?

みちゅ:苦労したことに関しては、きっとわたしよりもネイリストさんが大変だったと思います(笑)!

アンリッホさんにお訊ねしたところ

「ネイルにもいろんなデザインがある中で、制作時間に対しての体力勝負と根気が最も必要なデザインというのが特徴ですね。お互いに5時間座ってじっと集中するので、ネイル愛と日本酒愛があってこその作品だと思います(笑)。あとは字体もそれぞれの日本酒ラベルごとにすごく独特なので、よーく見て描かないとそれぞれの味が出ないんです。キャンバスの小さい爪の上ですが、なるべく文字の形まで再現するように頑張りました(笑)」

とのことでした。

中将:今回のご投稿への反響についてご感想をお聞かせください。

みちゅ:こんなにも大勢の方に見てもらえるなんて驚きでした。本当に嬉しいです。リプや引用リツイートも全部見たのですが、絶賛してくださる方々ばかりで日本酒の世界は温かいなぁと改めて感じました。

日本酒は「飲む」のも幸せだけど、「見て楽しむ」「ファッションに取り入れて楽しむ」こともありだと思います。ネイルを通して、日本酒がもっと身近に、新しい選択肢のひとつになれば嬉しいです。

◇ ◇

近年さまざまなデザインのネイルが出現しているが、まさか日本酒のラベルまで登場しようとは…。しかし日本酒には銘柄のみならず地域性、季節性などさまざまな要素を楽しめる嗜好品。案外、ネイルとの相性は抜群なのかもしれない。

みちゅさんプロフィール
「日本酒を可愛く」をコンセプトに、SNS発信やおしゃれに可愛く日本酒を楽しめるイベントを主催。

Twitterアカウント:https://twitter.com/michu_osakegirl

◇ ◇

アンリッホさんプロフィール
たびびとネイリスト。2022年に47都道府県出張ネイルを計画中。
どこでも出張ネイル可能なのでDMでお問合せはお気軽に。

Instagramアカウント:https://www.instagram.com/anri_nailart/
公式サイト「Our Jam」:https://www.anjam.jp/

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