有名女優 テレビ界の大御所に「醜い」「トカゲ」の烙印 「病んだ権力構造を支持」と非難

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ローズ・マッゴーワン
ローズ・マッゴーワン

 女優ローズ・マッゴーワンが、テレビ界の大御所オプラ・ウィンフリーに「トカゲ」の烙印を押した。プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインに性的暴行を受けたと訴えた最初の女性の一人であるローズは、オプラが醜態を晒したワインスタインと友好関係にあったことや、レコードレーベルのデフ・ジャム・レコーディングスの創業者ラッセル・シモンズに対する性的暴行疑惑についてのドキュメンタリーから降板したことを非難している。

 ローズは、2004年の放送映画批評家協会賞で、オプラがワインスタインの頬にキスをしている写真を公開し、こうツイートしている。

 「多くの人がオプラの醜い真実を目にしていることを嬉しく思う。彼女が本物であればいいけど、そうではないわ。彼女は私利私欲のために病んだ権力構造を支持しているばかりで、限りなく偽者よ、トカゲね」

 今回のローズのコメントは、以前オプラがドリー・パートンに対し行ったインタビューで、美容整形やうつ病との闘いについて手厳しい質問をしていたことが明るみになり、ソーシャルメディア上で非難が殺到した後に出たかたちとなった。

 一方、オプラは昨年1月、シモンズに関するドキュメンタリー番組のエグゼクティブ・プロデューサーを降りることを発表。「被害者が耐え忍んだことの全容を明らかにするために、この作品ではもっとやるべきことがあり、そのクリエイティブな視点において、映像制作者と私の意見が一致していないことが明らかになりました」と当時コメントしていた。またオプラは、ワインスタインの女性に対する容疑については「知らなかった」と主張しているものの、「ハーヴェイについて知っていたのは、彼はいじめっ子で、もし電話がかかってきたら、何らかの形でいじめられることになるから、電話には出ない方がよいってこと」と話していた。

 シモンズは自身に対する容疑を否認している一方、ワインスタインは昨年、5つの起訴のうち2つが性犯罪容疑で有罪となり23年の懲役刑を言い渡された上、多くの容疑が係争中だ。

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